朝夕日記

現在スイスジュネーブ在住。ものすごくどうでもいい身辺雑記です。

静かだなあ。

asa_yu2008-12-26

金曜日。
いつものように、というかのんびり起床。そしてのんびり出勤。職場のこの一角はイスラム教徒二人と仏教徒の私しか出勤していないので静かなもの。
昼食を食べにいくと、カフェテリアは結構子づれ出勤が多い。いくら学校が休みとはいえ、長い廊下を自転車で走っている子供とそれを見守るお父さんを見たときにはちょっと笑ってしまった。それはのんびりしすぎだろう。午後5時にはひとっこ一人いなくなってしまった。あまりに寒いので、私も早めに退散。今夜はリーダー夫妻とオペラを観に行くことになっているので、猫に餌をやってからその準備。
早めに行ってGrand Théâtre近所の和食レストランで食事。初めて入ったのですが、中々広々としたレストラン。今年の2月にオープンしたそうな。前に一度K子さんと通りがかったのですが、高そうなので止めた事が。まあ、割と高めではありますが、思ったほどではなかったです。料理はお寿司と鉄板焼きがメイン。器がやたら凝っていておもしろい。料理も店内もどちらかといえばニューヨークとかカリフォルニアの和食レストランに近い雰囲気。結構おもしろかったし、おいしかった。
スタッフの様子や店内のインテリアから私が勝手に推測すると、多分スイス人でゲイの金持ちがニューヨークとかでSushiなレストランを気に入ったあまり、「これって素敵」と自分ちの近所に作っちゃった、みたいな雰囲気でした。サービスも良かったし、また劇場に行く時は利用てもいいかも。お腹が一杯になった後は本日のオペラ。年末プロダクションらしく上演されるのはいつもより豪華な雰囲気の「Die Fledermaus(こうもり)」。リーダー夫妻は長年ジュネーブに住んでいてGrand Théâtreの中に入るのは何と始めてだそうで、楽しそうでした。あらすじを読んでCDも聞いて予習してきたそうなのですが、「あらすじはさっぱり分からなかった」と言っていたので、「いや、『こうもり』は元々あらすじを読んでも意味不明ですから」とますます混乱させる会話を交わす。それでも「僕は寝るかもしれない」と最初に言っていたリーダーは最後まで楽しそうに観てました。
個人的には色男テノール、Alfredをいかにもな雰囲気で演じていたPavol BreslikとAdèle
Jane Archibaldがお気に入り。Jane Archibaldはいい声だ〜と思っていたら、去年の「魔笛」で「夜の女王」役だった人かあ。あれも結構良かったもんなあ。
今日の写真は最近寒い所為か布団に入って寝るブエちゃん。体が私の足もとにくるので、炬燵代わりになってくれて便利です。

J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」

J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」