前回の日記がまたしても1年半前に書かれたものになってしまったことにいささか戦慄を覚える今日この頃。なんでここまでサボっているのかと考えるとやはり隠居の身の楽しさ、というか仕事をやらなければならないという立場から解放された事で諸々に対して、「別に今やらなくてもいいよね」となった結果がこれかと思うと感慨深い。
年もとったし、色々と無理して続けなくてもまあいいか、と思うことがこんなに人間を堕落させるのかと我ながら感心してしまった。もう一つ付け加えると引退の時にイタリア人の同僚から「これから楽しい思い出をここに記録してね」と立派なノートを貰い、せっかくだからアナログでも記録を、と覚書を始めたら意外と楽しくなってしまったのも原因です。今まで捨てていたチケットの半券とか手元にあったシールとかスタンプとかを利用してコンサートや旅行の記録をつけてみたら小学生の図工の工作みたいなノリになってきて何だか楽しい。おまけにネットには同士が一杯いて、YouTubeやインスタで見つけた自分なりのノートを作成している人たちからインスピレーションを得て、あんまり使ってなかった万年筆やら和紙テープまで引っ張り出して遊ぶように。それが波及してレシピノートを作ったり、今まで旅行先や美術展で買った和紙テープの見本帳を作ったりと帳面づくりが何だか止まらなくなってきました。

とはいえ、この1年半、他に何もしていなかったわけではなく、日本に帰国するための準備は地道に続けてました。まず地元の不動産屋と相談して去年の秋には物件を確保。今年の春には無事に受け取りも終わり、今はリフォームをしてもらってます。夏をスイスで過ごしながらゆっくり引っ越し準備をして~と考えていたら、ヨーロッパ歴代1位になるやもしれない酷暑に遭遇。アパートには無論冷房は無く、「こんなはずでは…」と思いながら毎日慣れない暑さでぐったり過ごしてます。
ヨーロッパを去る前に、と暑さの中、ミラノのスカラ座でカルメンを観たり、部分日食を観察したりとちゃっかり遊びも楽しんでいます。


友人たちとのんびり過ごす毎日に不満はないのですが、個人的にジュネーブは一生過ごす所じゃないと思っているので、そういう時期が来たんだろうと引き上げる準備をすすめてます。このブログもせっかくここまで続けてきたのだから、また何か記録したいことがあったらこっそり更新すると思うので期待せずにお待ちください。
次に何かあるとしたら’日本に引っ越した後かなあ。

















