朝夕日記

現在スイスジュネーブ在住。ものすごくどうでもいい身辺雑記です。

カタコロン。

asa_yu2006-03-27

朝、今度は寝る前に時計を合わせたので無事時間どうりに起床。今日は9時からマッサージの予約が入っているのであせる。私のマッサージが終わったころにNちゃんがピラティスのレッスンを受けるのでジムの前でさるぼこちゃんを受け渡しすることに。
コーヒーを飲んでマッサージに行くと私の担当はイタリア人のオカマっぽいハゲの兄さんで、その名もアルベルト。彼は中々熱心でよかったのですが、どうも彼の言ってることを日本語に置き換えると頭の中でオネエ言葉に変換されてしまった。しかも英語が母国語ではないので注意してくれる内容が何だか微妙に変。壊滅的な万年肩こりなので何か言われるのはわかっていたのですが、「あなたの肩には血行がないのよ。」って・・・そんなわけあるかい。定期的に運動をしてないとわかると「そうねえ、あなたのように定住している人は〜」とか言っている。定住して血行がないってわたしゃ置物か?と思わずずっこけながらも次は「ホットストーントリートメント」とやらを試してみることに。血行を復活させる為にも頑張ってくれ、アルベルト。
マッサージが終わってジムの前に行くと1号夫婦がさるぼこちゃんと一緒に待っている。私が送れたのでNちゃんは先にレッスンに行ったとのこと。しかもNちゃんの先生も30分遅れてきたので今日は短縮コースらしい。さすがはイタリアの船だ。
さるぼこちゃんをつれてふらふらした後はいそいでお昼を食べて下船の準備。船は最初の寄港地、カタカナで書くと何だか可愛らしいギリシャの港町カタコロン(Katakolon)に停泊中。午後1時から古代オリンピック競技場後と博物館を見学する予定。他の皆は博物館に行かないコースだったのですが、博物館が見たい私はこちらを選んだので一人で参加。
ガイドのおばちゃんはアンジェリカさん。時々物凄く皮肉なコメントを連発してけっこうおもしろいツアーとなりました。彼女によるとギリシャでは震度6以上の地震で出た被害は政府が保障しなければならないそうです。したがって「ギリシャでは公式発表された震度6以上の地震はないのよ」だそうな。どんな地震でも「公式発表は絶対5.9以下しかないの。6以上のあるのは海の真ん中とかで起こって被害がないものだけ。」だそうな。本当かどうかはわからないけど、いかにもありそうなので、ちょっとウケる。
古代オリンピック競技場後はとてものどかな雰囲気。昔のめぼしいモノをは殆ど残ってないとはいえ、結構おもしろかったです。その後、隣接する博物館で前からみたかった彫刻を偶然発見してかなり得した気分に。
ツアーから帰ったらもう夕食の時間。明日はクレタ島なのでまたも一日忙しい。さるぼこちゃんにどうも私の風邪が移ったようで今日は調子が今一歩。Nちゃんが船のお医者さんに見てもらった所、やっぱり単なる風邪だそうだ。一応、大事をとってNちゃんは明日のツアーをキャンセルすることになりました。安心したNちゃんと私は何故か夕食後、部屋で酒盛りを始めてしまう。ワインが2本開いた所で酒盛り終了。夕食の時も飲んだし、私は明日の朝無事に起きられるのだろーか。
今日の写真は古代オリンピック競技場後の風景。いいお天気でした。