《ウィーン覚書》その4

日曜日。
ちょっと曇っていて風がありました。もしかしていままでで一番涼しい日かも。
今日は私のリクエストで朝食の後からシェーンブルン宮殿へ。中のツアーは結構高いですが、割とおもしろかってです。特にマリア・テレジア時代の家族エリアが興味深かった。でもここはなんといっても庭園が一番の見所だとおもいました。夏の離宮だけあって、すごく開かれたデザインで面積もすごいのですが、結構小さな場所も適度にあって退屈しないデザイン。広くて隠れるのに絶好な森とか奥まった場所とか一杯あるのに、宮殿を中心として放射状に伸びたメインの道のどれかに出ればすぐ現在位置が確認できて子供が勝手に探検しても道に迷わない雰囲気。温室と動物園のほうには時間の都合でいけなかったのが残念。
ウィーンに戻って友人の家の近くにあるというウィーン風のカフェでお茶。真のウィーン風とは適度にみすぼらしく、ウェイターが無愛想、でもサービスはちゃんとしている、が条件だそうだ。チーズケーキ風のタルトを食べたらお腹が一杯になってしまった。その後は友人のアパートで汗を流してノンビリ。変な時間にお茶をしたので、夕食は彼女が作ったトマトとモッツァレラのサラダにパンという簡単なものになりました。
明日はもうジュネーブに戻るので、夕食の後荷物を適当にまとめる。フライトは夕方なので、とりあえず午前中は彼女が仕事に行った後、近所のカフェで朝食をしてから何をするか考えることに。
今日の写真は宮殿のテラスから庭園の風景。高低差を利用して、色んな建造物がありました。左右の森がおもしろかった。