《ウィーン覚書》その２

金曜日。
冷房の所為でぐっすり眠れましたが、外はえらいことになっている。カンカン照りだあ。8時半ホテルの朝食。その後アリアさんと2人で暑くなる前にと散歩。ホテルの周りを色々歩き回り公園まで行ってベートーベンの像とかを見る。公園は水撒きの真っ最中。老人が一杯涼んでました。その後、2人でホテルまでもどりとりあえず私はチェックアウト。荷物を預けて暑さに負けそうになりながら、オペラ座の近くにある冷房の効いたGrand Hotelのカフェでアリアさんとゆっくりお昼。よく冷えた白ワインを一人3杯づつ飲む。…ボトルで頼んだ方が早かったか。
食事の後ケーキの代わりにチーズでさらにゆっくりとワインを楽しむ。ランチの後ホテルに戻り、アリアさんと別れて長年の友人であるドイツ人と待ち合わせているカフェへ向かう。ホテルの人にバスを教えてもらったのですが、見事に逆方向にのってしまった。しばらくして気がついたので何とか正しい方向に乗り、15分遅れでカフェへ。「顔が真っ赤よ」と笑われながら水を飲んで涼む。バスは冷房がないので、外より暑いのでした。
現在ウィーンに住んでいるこの友人はジュネーブで最初に出来た友達。このままいくと多分一生お友達でしょう。お互いの家族の近況交換をしてから彼女のアパートへ。屋根の合間にある隠れ家のようなテラスがすごく素敵なアパートでした。2人でちょっと休憩してからテラスでギリシャ風サラダの食事。食後もコーヒーを飲みながら外でずっと雑談。「暑いから足を冷やそう！」と彼女がいって2人でバケツに足をつっこんでいたら確かに涼しくなりました。「おばあさんみたいよねえ」とかいいのながらノンビリ。
12時過ぎに就寝。冷房のない彼女のアパートですが涼しい風があるのでいい感じ〜と思っていたら夜中に強風。ほとんど嵐。慌てて窓を閉める。その後あまりの暑さに少しだけ窓を開けて就寝。その後は気持ちよくぐっすり眠ってしまった。
今日の写真は友人のテラス。ローズマリーのいい香りがするプランターに手すりには葡萄の蔓と、とても快適な空間でした。