ロンドンで歌舞伎な「十二夜」

金曜日。
飛行機は昼からなのでゆっくり起床。朝ごはんを食べてから家の最後の点検をして空港へ。無事に皆と空港のゲートで集合してからロンドンへ時間通りに到着。なぜかラーメンで簡単に夕食を済ませてからBarbican Centreへ。
なぜロンドンに居るかというと、Nちゃんが「蜷川幸雄がロンドンで歌舞伎の「十二夜」をやるから観たい。一緒に観に行こう！」と去年誘われたからです。相変わらず深く考えない、歌舞伎好きな私は「ロンドンで歌舞伎が観れれば近くていいね〜」と気軽にOKしたのでした。さるぼこちゃんはNちゃんの親戚でイギリスに留学中の姉妹が舞台の間、面倒を見てくれることになって問題なし。
リーダー夫妻も一緒に２階バルコニー正面の席で、相変わらず可愛らしい尾上菊之助を堪能しました。お父さんの菊五郎はその昔、菊五郎一座の弁天小僧を観たなあ、とか余分なことを考えながら、「十二夜」を楽しく観る。舞台美術は凄かった。イギリス人ならほとんど馴染み深い話とはいえ、これを字幕で観るのは大変だ。日本語が分かると文句なしにおもしろいんだけど。カーテンコールがあったのが歌舞伎と違ってちょっと楽しい。マリア役の市川亀治郎が一番観客には好評だったかんじです。何だか突き抜けた芝居っぷりでした。
楽しく観てホテルに帰るとさるぼこちゃんは面倒を見てくれた２人とまだ盛り上がってました。ようやく落ち着いて寝たのが午前１２時。さるぼこちゃんにとっても楽しい１夜だったようです。明日はNちゃん親子と別れてリーダー夫妻とベルファストだ。シャワーを浴びて準備をしてから就寝。
今日の写真はイギリス、アイルランド共に一杯咲いていた水仙。まだ寒かったけど春の花が色々と咲き始めてました。