"HABEMUS PAPAM FRANCISCUM"
水曜日。
いつものように起床。ボケッと出勤。静かに仕事開始。ソマリア人は昨日と打って変わって回復していたので、ホッとしました。
アイルランド人と3人でコーヒーを飲みながら色々とお喋り。ソマリア人の家族問題がまるでドラマのようで、大変なんだけどちょっと笑ってしまった。シンガポール人も無事に職場復帰したようなので、一安心です。
一日仕事を終えてTwitterを見たら、まだConclaveは続いているようだったので、明日以降かしらん、と思いながら帰宅。猫の世話をしてから夕食支度。今日のメニューは鶏のもも肉をニンニク醤油で味付けして焼いたものに青梗菜を炒めて合わせたもの、納豆、里芋と油揚げの味噌汁にご飯。全部できた所でTVをチェックしたら"HABEMUS PAPAM FRANCISCUM"で法王が決定してました。びっくり。今日最後の投票で決まったのね。
新しい法王はアルゼンチン出身、でも両親はイタリアからの移民でしかもイエズス会かあ。さすがは中々侮れない人選。最初のスピーチを聞いたら、明らかに前任者と違う雰囲気を醸し出していい雰囲気。ベネディクト16世もあの思い切った退位といい、嫌いではなかったのですが。で、やっぱり教義的には相当な保守らしい。
今のカトリック教徒の大半をしめる、ヨーロッパよりはるかに保守的な国々の信徒と先進国の信徒とのバランスを保つためにはそこら辺が落とし所だろうなあ。アルゼンチンの軍事政権とも渡り合っていたようだし、ぜひともフランチェスコにちなんだ清貧と愛の精神を根幹に別名「毒蛇の巣」として知られるRoman curiaを牛耳って頂きたいものです。
食後は色々ニュースを見まくる。CNNのはしゃぎっぷりがすごい。アメリカはヨーロッパの歴史的なイベントに弱いよね、と思いながらシャワーを浴びて就寝。
今日の写真は珍しく猫用ソファーでリラックスしているアイちゃん。iPhoneで撮影したので、ちょっと雰囲気が違います。