宝塚？なオペラ。

水曜日。
いつものように起床して出勤。一日お仕事の後は早めに帰宅。
近所の日本食料品店で売れ残りのお寿司を半額セールで買ってから、階下の美容院のおばちゃんの所へ行って荷物を受け取る。「迷惑だったら預かるのを断ってくれてもいいですから」と言ったら「どうせ1日いるから平気よ〜。」と明るくOKしてくれる。いい人だ。チョコレートを渡したら喜んでました。「これからもよろしくお願いします」と頼んでおく。この美容院のおばさんは北アフリカ系のイスラム教徒だと思うのだが、常に頭をスカーフで隠しているので美容師さんながらヘアスタイルがさっぱり分からない。お客さんもイスラム教徒の女性が多いので、全員被り物をしている。したがって、お店の人もお客さんもどんなヘアースタイルかまったくわからない、中々不思議な美容院である。
部屋に戻って猫に餌をやったら速攻で食事。バスに乗ってGrand Théâtreへ。今日はK子さんとヘンデルのオペラ、「Ariodante」を見る予定。このオペラ、ヘンデルの傑作と言われているのだが、主人公Ariodante（設定：男）がメゾソプラノ、そのライバルPolinesso（設定：男）がアルト、さらに二人に愛されるGinerva（設定：女）がソプラノで、Polinessoに惚れてるDalinda（設定：女）がソプラノと主要キャラクターでカップルを全員女性が演じている何だかまるで宝塚のような雰囲気の舞台。バロックな雰囲気漂う音楽にミュージシャンも舞台設定に利用した演出とか面白かったです。楽しいけど歌手にはかなり大変な舞台。舞台が終わったら12時。そのまま帰宅して就寝と思ったけどついつい届いた禁断の箱をあけてしまった。ははは。
自分が小学生の頃から読んでいる漫画家がいまだに現役で面白いものを書き続けてくれている幸せは何ともいえないもの。