不思議な映画。

水曜日。
昨日疲れたなあと思ったなら筋肉痛。前はならなかったのに、不思議。朝、出勤。今日は朝から健康診断のための尿検査と血液検査のための採血。血液採取は聞いていたので、朝食を抜いていたのだが、尿検査の方は行ったらコップを渡される。水を飲んでおいてよかった。
検査が終わってオフィスに帰ったらイギリス人の同僚に何をしたか聞かれたので答えると、「え、血を抜かれたの。俺それだけはダメなんだよ〜。」と嘆いている。「尿検査なんかどうでもいいけど」だそうである。とにかく血がダメらしい。そりゃ大変だ。
ちなみに彼はマンチェスター出身で、マンチェスター・シティの大ファン。マンUは「あんなものは真のマンチェスターのチームではない」そうである。その彼がこよなく愛するシティを元タイ首相のタクシン・シナワットが買い取ることについては、「チームにお金をつぎ込んでくれるならいいんだ〜」と叫んでました。しかも「ちゃんとお金があるんだろうなあ。凍結とかされてないかなあ」と余分な心配までしている。わはは。「大丈夫。多分隠し財産がいっぱいあるよ」と無責任に慰めておきました。でもこれでシティが強くなったら、東南アジアにファンが増えそうだ。地味なチームだったのに。
仕事が無事に終わったので帰宅。今日はフランス語の試験が終わったMちゃんと映画を見に行く約束をしていたのだが、中々2人そろって見たい映画がない。Mちゃんが「評判いいよ」と聞いてきた映画はドイツ映画でフランス語字幕。「どっちかのネイティブと一緒に見に行ったほうがいいと思う」と私が独断により却下。テストが終わって開放感があるので明るい映画を〜となったので、私が「Shrek３は？」と尋ねると「１も２も見ていない」との返事。そりゃダメだ。１も２も見ないでいきなり３を見れる豪傑は「ハリー・ポッター」シリーズでも「カリブの海賊」シリーズでもそれをやって、「ストーリーがさっぱり分からん」と頭を捻っていたT丸さんだけだ。
いっそDVDをレンタルしようとなり、我が家の近所にあるレンタル屋さんへ。そこで日本映画の「茶の味 グッドテイスト・エディション [DVD]」とヒュー・グラントファンのMちゃんの為に2人とも見たことがなかった彼の映画、「アメリカン・ドリームズ [DVD]」を選択。二人で中華料理を食べた後、DVDを見る。「茶の味」は何の先入観もなしに見たのですが、一家族を主人公にした短編の連作を見ているような、ちょっと変なエピソードが積み重なっている映画。個々のエピソードの出来不出来はあるものの、全体を通してほのぼのとしたちょっと不思議な雰囲気が流れていて、結構笑ってみてしまいました。Mちゃんと2人で挿入された歌、「山よ [DVD]」が頭から消えなくなる。無駄に上手い、くだらない歌が一杯あっておかしかった。
結局これ一本を見終わったところでMちゃんは帰宅。想像していたのとは全然違った映画だったのですが、妙に楽しかったので満足。そのまま後片付けをして就寝。

茶の味 グッドテイスト・エディション [DVD]

山よ [DVD]