大胆だ。

火曜日。
朝、ドア修理のおじさんと若いあんちゃんが登場。これで昨年末から持ち越している修理はすべて終了の予定。
ドアの表面の剥がれそうな板を完全にはがして新しい板をつける作業は工房でないと出来ないので、ドアを外してその間玄関には代わりの板をはめ込むとは聞いていたんですが…。代わりの板って本当に板だけやん。ドアサイズの板をドアの場所にはめ込んで終了。その際、なんの固定もなし。出入りは板をよいしょとどかすだけ。
「じゃ午後にドアが直ったら持って来るから。今日は家にいるよね」とおじさん。「え〜、とりあえず仕事に行って直る時間に帰ってこようと思ってたんだけど」と言ったら、「それは危ないよ」って、そりゃそうです。「内側から椅子でもおいて板を固定しといてね。それじゃあ4時頃に」と明るく言って去って行きました。
とりあえず職場に電話をして休むことを伝えてから、思わずボケ〜っとしてしまった。板からは隙間風が一杯入ってくるし、そこにブエちゃんが足を突っ込んで板を外そうとしてるし、何だか得がたい体験だ。猫が近寄らないように脚立と椅子で板を固定。スキーウエアを洗濯したり、せっかくだからとビーフシチューを作ってみたりして一日ノンビリと過ごす。
午後4時半ごろドアを持って再びおじさんとあんちゃんが登場。かなり苦労してドアをはめ込んだら、今度はドアが前よりまっすぐになった所為で、内側にある鍵の閂の位置がずれてはまらないようになってしまった。「いやあ、ドアの修理をしたらよくあることだ」と断言するオヤジ。「で、どうするの」と聞いたら「閂を受け止める方の位置をドアに合わせてずらせばいいんだ。また人をよこすから心配するな。こんなものは5分ですむ。とりあえず一番大事なドア本体の鍵はちゃんと掛かるから。はまらない方の鍵はすぐに壊せるタイプだから泥棒除けにもならないし。」とあっさり去って行きました。う〜む、何と大胆な。
ま、とりあえずドアは直ったので、よしとしてスーパーへ。ちょっと買出しをしてから帰宅。シチューはまだ煮込み中なので簡単に週末の鍋の残りの出汁を使ったスープとほうれん草とエビとアボカドのサラダで夕食。おいしく食べてからお風呂に入って就寝。
今日の写真は何かに警戒するブエちゃん。