朝夕日記

現在スイスジュネーブ在住。ものすごくどうでもいい身辺雑記です。

旅も終盤。

asa_yu2006-11-19

朝、10時頃起床。
11時半出発のため、のんびり支度。今日でお茶目なおじさんともお別れ。本日は旅のハイライト、ミシェラン三ツ星レストラン、Dal Pescatoreで夕食のためMantova郊外へ移動。ちなみにこのレストラン、Runateという本当に周りに何もないところにポツンと立ってました。今日の宿はレストランが「うちのお客さんは大抵ここに泊まります」というAgriturismo L'Airone
とにかく全員コーヒーが入らないと動けない人たちなのでまずModenaでコーヒーを飲んでから世界遺産にも選ばれたというModenaのDuomoを見学。ゴシック様式の部分もありますが、全体はほぼ見事なロマネスク様式。モザイクも美しく、うっとりと眺めてしまった。
その後、今度はMantovaへ。レストランはMantovaとCremonaの中間ぐらいにあるので、とりあえずMantovaで骨董市を冷やかしたあと、街を散歩する組とCamera degli SposiにあるMantegnaの壁画を見物する組に分かれる。Mantovaなら本当はマネリスムの傑作と言われるPalazzo Teに行きたかったんだけど、時間の都合で断念。前回来た時はお休みだったので今回こそ見たかったなあ。でもMantegnaの壁画も見たのは10年以上前なので改めて見るとやはり凄い。時間の都合でPalazzo Ducaleはパスして6時半まで街をお散歩。イタリアの日曜日は独特で教会に行った後、みんなが街をそぞろ歩きしている。そしてお店も結構開いているので、ついつい食べ物屋に入ってしまった。ドイツ人のSちゃんはサラミやら栗やらを買い込んでいる。私はこの地方の名物、フルーツを甘くマスタードシードと一緒に煮込んだものをつい買ってしまった。
夜になり宿へ移動。並みのホテルよりゆったりとして、装飾もアンティックなお宿でした。休憩してから着替えてレストランへ。ここはシェフが女性であることでも有名。お母さんがシェフ、息子がスーシェフ、お父さんがフロアマネージャーと言う家族的なお店でもあります。とりあえずサービス、味、その他諸々文句なしでした、はい。パルメザンの入ったトルテリーニの白トリュフ添えとエスカルゴときのこのスープが特においしかったなあ。結局9時に入ってレストランを出たのは1時過ぎでした。わはは。
明日の朝は早く出発なのでとりあえずとっとと就寝。
写真はModenaの聖堂内。モザイクが美しく輝いてました。