朝夕日記

現在スイスジュネーブ在住。ものすごくどうでもいい身辺雑記です。

出発。

asa_yu2005-04-09

昨夜の夜更かしがたたってかまたしても朝10時半起床。
救いなのは家主の塔栄さんも同じ時間に起きたらしいことである。よかった。今日は土曜日、喜多方駅をSLが走る日でもある。塔栄さんの家はベランダが線路に面しているので、ベランダでくつろいでいると目の前をSLが通過していく。さらに喜多方駅に止まったSLを見るには絶好のスポットでした。とりあえず、SLにベランダから手を振った後、おみやげを買いにおすすめのお菓子屋さん、「お菓子の蔵 太郎庵」へ。
ここは何といっても試食がいっぱいあって、その一つ一つの切り方が鷹揚というか何というか大ぶりです。試食だけで満足のいく分量です。さらにどのお菓子もおいしくて値段が良心的というありがたいお店でした。その後、スーパーで喜多方ラーメンとたまりせんべいを購入。おみやげが全部そろったところで列車の時間まで塔栄さんの家でお茶をご馳走になる。
予定通り夕方に喜多方を出発。とても楽しい旅でした。また遊びに行くことを約束。今度はまた違うラーメン屋さんにチャレンジしよっと。会津若松で列車を乗り変えて郡山へ。郡山で行きとは違う「MAXやまびこ号」(写真参照)に乗車。2階の席だったのでつい浮かれてしまいました。でも東京まではやはりあっという間でしたね。せめて東京ー名古屋間ぐらい乗っていられればいいのに。東京ー名古屋間は普通の「のぞみ」に乗車。実家に夜10時ごろ到着。父はもう寝ていたので母におみやげを渡し就寝したのですが…。
びっくりしたのはここから。夜中の一時頃、急に母がおきだす気配がしたので様子を見に行くと父がベッドの脇で転んでました。意識はあるのですが足が動かなくて立ち上がれないらしい。トイレに行こうとして腰砕け状態になってしまったようす。80キロ以上ある父を母と二人でとにかく立ち上がらせようとするも、父の協力しようとしながら邪魔をしているとしか思えない力の入れ方に断念。携帯で兄を呼び出す。私は兄が出かけていると思っていたので「兄さん、今どこ?」と問いかけると「家」という気の抜ける返事が。思わず「すぐ母屋にこんかい。父ちゃんが大変だ〜。」と呼び出す。離れから兄がすっ飛んできたので状況説明。兄は整体師であり、介護の資格もあるのですぐ父を落ち着かせ、立ち上がらせてトイレに連れて行く。やはり訓練を受けた人は違いますね。その兄がどうも父の様子がおかしい、もしかしたら脳梗塞かもしれない、というので救急車を呼ぶ。
救急車が到着し父を運び出していると夜中にもかかわらず気がついたらとなりにパジャマ姿の近所のおじさんたちが立っていたのでおどろく。皆、すばやいなあ。意識もあるし大丈夫そうだな、と確認した後、帰っていきました。実家近辺ではご近所ネットワークが健在です。母が救急車に乗っていったのでとりあえず家で兄と待機。何かあったらすぐ病院にいこうと準備していたら母から電話。父は何とインフルエンザでした。急に熱が上がった所為でふらふらになり、足腰に力が入らなかったらしい。脳梗塞ではなかったので一安心。兄が母を迎えに行き、入院道具を整えてまた病院へ。二人が5時ごろ帰ってきたのでそれから就寝。