朝夕日記

現在スイスジュネーブ在住。ものすごくどうでもいい身辺雑記です。

獣医最強。

金曜日。

いつものように起床。今日も寒い。そして外は霧。週末は晴れていたのに、ここの所ずっと毎日夜から朝にかけて霧がすごい。底冷えはするし、暗いし、ですっかり憂鬱な気分に。

ちょっと早めに出勤。午前中は真面目に仕事。昼食時間をずらして、一時帰宅。午後2時から獣医が来るので、その準備で寝室、バスルーム、そしてバルコニーに通じる扉を全部閉めて猫2匹をリビングに閉じ込めて待機。

今回は猫をバスケットに入れるのは止めておくことに。2匹ともソファの影に隠れて警戒モードでしたが、バスケットに入れるよりはるかに落ち着いていたので、やっぱりこっちのほうが良かったようです。

時間になり獣医の先生とアシスタント登場。ソファの影で固まる猫2匹。「準備ができたら連れてきて。ちゃんと助手が手伝うからね」と先生が言ってくれたのですが、硬直した猫は抵抗する気力すらなく簡単に捕まりました。獣医さん強いなあ。

投薬治療開始から半年目の血液検査。血液を採取してから、ついでに気になっていた所を診てもらう。ブエちゃんの尻尾にずっとゴツゴツした手触りになっていた所が数カ所あったので、「なんですかね?」と聞いたら、「瘡蓋っぽいなあ」といきなりバリカンで尻尾の毛を半分剃られました。

確かに瘡蓋、しかも数カ所。「2匹で戯れて喧嘩する?」と聞かれたので「毎日、何回かやってますね」と言ったら「多分尻尾を噛まれたか、引っかかれたかした傷だねえ」となり、こちらも要傷薬と抗生物質となりました。今日は注射で薬は明日から。やれやれ。よく見ると尻尾に転々と小さな穴が開いていてどうやらそこから出血して瘡蓋になっていた模様。痛がってなかったのと毛で全然見えなかったのでわからなかったなあ。

アイちゃんも血液を採取した後、目の横に出来た泣き黒子のような物をチェックしてもらう。悪性ではないけど腫瘍らしい。大きくなって眼球の方を圧迫するようだったら手術で取ろうね、となりました。とりあえずは要観察でOKのようです。

診察料を払い、血液検査の結果を説明してもらうため、来週もう一度来てもらうことに。「お金がかかるなあ」と愚痴ったら「猫と飼い主、双方のクオリティ・オブ・ライフのためだから」と言われてしまいました。10歳を超えたら、年1回ぐらいは血液検査をして体の状態を把握しておいた方が良いそうです。来年で2匹とも15歳。出来るだけ楽な生活が送れるよう頑張らねば。

先生をお見送りしてから、検査のため絶食していた猫達に餌。検査用血液の袋を持って近所にある検査ラボに行き、血液を預けてそのまま出勤。遅れた分まで頑張って仕事。

仕事を終えて、H代ちゃん宅へ。皆とテイクアウトのピザのディナーを頂く。H代ちゃんが作ってくれたカボチャのスープが美味しかった。H代ちゃん夫妻から日本土産を貰い、ワンちゃん達とH代ちゃん夫妻に見送られて帰宅。

いささか部分的にハゲている以外は普通に戻った猫達の世話をしてから、読書。夜中までゆっくりしてから就寝。

今日の写真は夜霧。今週はずっと帰る時はこんな感じでした。この光景を見ると頭のなかでゲームを起動した時のナレーションが流れます。…ここはラクーンシティじゃないってば。

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