クリスマス・マーケット

ホテルでのんびり、っていうか朝は9時すぎまで二人で寝てました。ははは。
朝食が10時までなので、とりあえずコーヒーを飲みに下のレストランへ。ビュッフェスタイルの朝食。ウィーンはコーヒーがちょっと薄くてアメリカ風。やはりコーヒーはスイス、フランス、イタリアの方がおいしいかも。でもお腹一杯食べて、ウィーン市庁舎前のクリスマス・マーケットへ。本格的なクリスマス・マーケットに行くのは初めてだったのですが、中々おもしろかった。
これはクリスマスの一ヶ月前ぐらいから大体ドイツ語圏で主にある催しで、要はクリスマス用品を売る野外市場です。オーナメントやら、お菓子やらの屋台が一杯。寒いのでホットワインを飲みながら散策。可愛いオーナメントを見たり、お土産にキャンドルを買ったりして楽しくすごす。広場の後ろにあるウィーン市庁舎は帝政時代からのもので、これまた豪華で立派。入り口付近では子供向けの催しが色々行われてました。キャンドル作りの教室とか結構おもしろそう。大人な我々は隣の喫茶で生クリームの入ったウィンナコーヒーを飲んでから、市庁舎内部を見学。市庁舎ではこれからクリスマスまで毎週末、午後は大ホールでタダの合唱コンサートがあるとかで結構人で一杯でした。1時間ばかりコンサートを見学。30分単位で色んな合唱団が登場するので、一寸だけ聞くには便利。大体3時半から6時半までやってるらしい。お客は暇そうな老人が多かった。（笑）
マーケットの後はホテルに一旦帰ってサウナに入る。1時間以上貸切状態のサウナで遊んで、ようやく夕食へ。今日こそはお目当てのウィーン料理、ウィンナー・シュニッツルを食べると意気込む私。まあ、単なる仔牛のカツレツといえば、そうなんだけど、薄くのばした、仔牛肉をきめ細かなパン粉で包んで表面がカリカリになるまで焼いたヤツにたっぷりのレモン汁を掛けて熱々を食べると何ともいえないおいしさ。味付けは、塩、胡椒だけなのであっさりしていて結構大きな肉なのに楽に食べてしまった。前菜にはパンケーキのスープを注文。これはコンソメスープにに千切りしたパンケーキ、というよりは卵クレープのような物と同じく千切りにした根菜をたっぷり入れたもの。全部を生ビールと一緒に食べて大満足でした。
とっても満腹してホテルに帰るとサウナのせいか、すぐに寝てしまう。明日はケーキが食べたいなあ。
今日の写真はクリスマス・マーケットの風景。