今年も終了だ。
2019年は何やら忙しくも楽しい年でもありました。世界的には不穏な出来事だらけだったのですが、個人的には大きな問題もなく終わりそうで、本当にありがたいです。
街は12月になりクリスマス飾りでいっぱい。雪だるまが可愛いリースが売ってました。
気温は割と温かいのですが、雨が多い。いささか陰鬱な雰囲気です。それでも12月の初めは友人たちと楽しみにしていた週末のPorto旅行へ。初めてのポルトガルはとても楽しかった。そして食べ物が美味しかった。さらにデザートはゲロ甘だった!砂糖の量がご馳走!と言わんばかりの何だかちょっと古風なデザートでしたが、海鮮はとにかく美味しく、まるで海鮮雑炊のArroz de Mariscoが特に美味しかったです。↓の写真はPortoの街角。
お天気はあいにく雨でしたが、昔からの知り合いであるM月さん、K子さん、そしてリーダー夫妻との旅はものすごく気楽でした。ポルトガルが栄えた時代を色濃く残す港町のPortoはそこかしこに昔、ブラジルとかの植民地からもたらされた富の名残があります。
個人的は素敵なタイル使いの駅舎とお墓の集合団地みたいなカタコンベが気に入りました。
ちゃんと番地があり、迷わず自分の身内の棺桶が探せるようになってます。
年末になり、職場も人が少なくなりようやく静かになりました。後は来年までひっそりとお仕事だ。こんな気ままなブログに付き合ってくださる方々いつもありがとうございます。
来年が皆様にとって良い年でありますように。
楽しかった11月。
今月は日本に帰国。
実家で過ごした後はいつものように家族や友人たちに遊んでもらって楽しく過ごす。
東京ではお台場にあるTeam Labのデジタルアートミュージアムに行ってみました。
確かに綺麗だし、インターアクティブな展示が多くて面白かったです。姉といったのですが、二人そろって2階の展示で結構遊んでしまった。
午前中に行って楽しく遊んでたのですが、途中から人数制限のある展示には結構待ち時間が表示されるようになったしたので、早めにいって正解だったかもです。その後はお台場でショッピング。一日遊んで良い日でした。
他にも友人と練馬区立美術館でちょうどやっていたエドワード・ゴーリー展にいったりと楽しい東京滞在でした。
その後は福岡の友人と久しぶりに食事。体調のことなど心配だったのですが、落ち着いてはいるようなので、安心しました。↓は博多駅のクリスマスイルミネーション。日本はこちらに比べて、クリスマスの飾りが早い気がします。
他にも大阪で友人とあって美味しいものを食べたり(久しぶりに食べた串揚げは美味しかった)、商店街をフラフラしたりと楽しく過ごす。
お初天神通りは相変わらず。巨大な文楽人形の顔がちょっと怖い。
他にも旅行の終わりには横浜の友人夫妻と京急油壷マリンパークに行ったりとなんだか盛りだくさんでした。
イルカとアシカのショーがなぜかRPG仕立てになってたり、ペットの犬と一緒に鑑賞出来たりと色々と独自の工夫があって面白かったです。ちなみに園内から富士山もよく見えました。
ちょっと早めではありましたが人も少なく綺麗な風景を堪能。
ジュネーブに帰ってきたらやっぱり寒い。仕事も大変ですが年末まで頑張らねば。
静かなハロウィーン。
あっという間に10月も終了。
今月は特に何ということもなく、静かにすごしてました。ただ、久しぶりにK子さんとオペラを観に行ったぐらいでしょうか。演目はVerdiのAida。前に観たときは野外劇場で豪華な舞台だったのですが、印象に残った音楽はすべて一幕と二幕で三幕はとにかくAidaが死ぬまで時間がかかった印象しか残ってません。酸欠で死ぬはずの主役二人が朗々と歌う中、雨が振りそうなので、早く死なないかなーと身も蓋もない事を思ってました。
今回観たら、三幕が記憶よりもあっさりしていて、音楽も良くて驚きました。野外ではなく劇場のせいか主役二人も朗々と歌う、というよりはしっとりと歌っていて最後まで楽しんで終了。歌手も全員良かったし堪能しました。
オペラの後は我が家の近所のレストランで夕食。タルタルステーキを食べたのですが、「お好みでタバスコかわさびオイルをどうぞ」と言われる。わさびオイルって何だ?と思ってかけてみたら、思ったよりもわさびが効いていて美味しかったけど、涙が出そうでした。
今月他にしたことと言えば、友人宅の猫の世話。今回は二件同時に頼まれたので、なんだかんだで三匹の猫と遊んでました。どの猫も中々の曲者で面白かったです。↓の子はその中の一匹、ころんちゃん。可愛いですが中々の暴れん坊で毎回、何かが食いちぎられて転がってます。
仕事帰りの散歩も寒いぐらいで、すっかり周りの景色は秋。秋らしい景色といえばキノコ。散歩で見かけた木に群生しているキノコが不気味で思わず写真に撮ったりしてます。
他にも出勤途中でに公園の羊を撮ったりと何だか動物と縁のある一ヶ月でした。
羊のお尻はもこもこしていて何とも愛らしい感じ。
秋到来。
9月になり、あっという間に気温が下がってすっかり過ごしやすくなりました。服も長袖になり、散歩中に落ち葉を見かけることも多くなり、街の雰囲気はすっかり秋に。公園の人たちも何だか秋らしい様子です。
今月は特に旅行に出ることもなく、ワインを買うこともなく、静かに過ごしてました。またさるぼこちゃんの誕生日だったので、何が欲しい?と訪ねたら、すっかりティーンエージャーになったさるぼこちゃんから「肉と玉ねぎ」なるパワフルな答えが。
久しぶりにフランスに帰って来ていたリーダーが「じゃあ熟成肉を買ってこよう」となり、さるぼこちゃんの家で皆で宴会。さるぼこちゃんのおかげで美味しい熟成肉を食べることができました。
↓が熟成肉のステーキ。卓上グリルで焼きながら皆で楽しくいただきました。美味しかった。
宴会の他に今月また復活したのが、週末の散歩。7、8月は暑かったので、あまり歩く気にもなりませんでした。ようやく過ごしやすい気温になったので、再び歩くように。日差しはまだキツイ時もありますが、日陰は肌寒いぐらいです。天気が良い時は日向ぼっこ中のトカゲを発見したりしてます。
最近この種類をよく見かけるけど、何だろう?
また夕暮れが早くなり、ちょっと遅くなったら黄昏の散歩になります。空の色が独特で綺麗なので、これはこれで楽しい感じ。
散歩の後、一杯やりながらゲームをしたりと週末は楽しく過ごしているのですが、仕事はまったく楽しくない日々が。人が足りないのが苦しい。まあ、自分のせいではないので、気楽に考えよう。
さらにラグビワールドカップを観ていたら、日本がアイルランドに勝ったことに驚愕。リーダー夫妻はさるぼこちゃんの誕生日宴会の後、日本に行って現地で試合を観る予定だったので、後でメッセージを送ったらすごく喜んでました。良い試合だったもんなあ。生で見れたのは羨ましい限りです。
夏の終り。
今日で8月も終わり。7月の異様な暑さと違って8月はいつもどおりの気温。確かに暑い日はありましたが、寝苦しい夜はありませんでした。扇風機を使うのも数えるほどだったので、ホッとしました。
8月の初めにはジュネーブで花火があり、打ち上げ場所が我が家の近所なので、友人に誘われ散歩がてら見物。今年はジュネーブ市が財政難で祭り自体の開催が危ぶまれたこともあり、例年にくらべると小規模でしたが、それでも45分しっかりとやってました。
花火の下はライトアップされた大噴水。携帯でも簡単に花火が撮影できるなんていい時代だなあ。
今月は旅行にもいかず大人しく仕事をしていたのですが、7月終わりに猫の世話をしていた友人にお礼のディナーをご馳走になったりと食事に招待されることが多かったです。↓は友人の猫。食べ物大好きでご飯が出てくるのを虎視眈々と狙ってました。
他にも引退したアイルランド人とスイス人の夫婦のゴージャスなアパートにも招待されました。ローザンヌに住んでいるのですが、アパートのバルコニーからレマン湖を望む景色が素晴らしかったです。
夕食の前はバルコニーに座ってまずロゼのシャンパンを一杯。天気も良くて最高のディナーでした。
この夫婦は奥さんが料理をしないので、旦那さんが張り切って色々と作って出してくれました。ポテトグラタンが自慢料理だそうで、確かにクリーミーですごく美味しかった。
シャンパン、白ワイン、赤ワインとしっかりと一人一本は飲んでからコーヒーにデザートまで美味しく食べる。ほろ酔いながら12時過ぎに列車で帰宅。土曜日だけあって、夜中でも結構人が乗ってました。腹ごなしに駅まで歩いたせいか思ったより胃が楽でした。
8月30日はThoiryのワイン市に行ってまたも反省を生かさずワインを買い込む。飲む前に運動しないとなあ。来月はどうなることやら。
熱波襲来に苦しんだ7月
6月に涼しい夏、なんて事を言っていたら、6月末から1週間、そして7月の終盤に恐ろしい熱波襲来。
連日35℃を超える日が続き、参りました。間の2週間は涼しくていつものスイスだったのに…。丁度、涼しい時に前から約束していたブルゴーニュへワイン試飲の週末に出かける。暑さがピークの時でなくて本当に良かった。↓は最早ワイン畑、というよりは観光名所のRomanée Contiの畑。
。今回は何度もワイン市で顔見知りの生産者、Domaine Nudantに行くのがメインの目的だったので、初日は予約の時間に間に合うようにランチもサービスエリアですませ、無事予約の時間に到着。一杯試飲が出来て幸せ。
ワイン蔵もついでに見せてもらえました。一樽やく300本の容量だそうですが、澱などの関係で、大体280本ぐらいしか取れないそうな。
夜は丁度、Fête nationaleだったので、食後はワイン畑の間で花火を待ちながらノンビリ。
ブルゴーニュはワインも食事も美味しいので楽しい。翌日も観光をしてからランチを食べて帰宅。↓はなぜかアート作品だらけだった、Château de Gillyの庭にあった彫刻。
そして↓はランチを食べたNuit-Saint-Georgesの町にあった噴水。可愛かったので思わず撮影。
久しぶりにリーダー夫妻と3号くん一家と楽しい休日を過ごして帰ってきたら、その次の週からまた地獄のような暑さになってびっくり。今はもう涼しいけど、8月はどうなることやら。
美術展三昧。
5月はとても肌寒い日々が続き、長袖ばかりが活躍してました。6月になり、すぐに夏の気候に変わって、「暑い」と思ったとたん、また長袖に逆戻り。中々陽気が安定しません。
暑さは苦手なので、今の18℃から22℃ぐらいの温度がベストかも。6月に入り、前から予定していた週末のロンドン旅行へ。目的は、ムンク展とマンガ展。金曜日の夜に到着。翌日の朝からネットで予約したチケットを持って大英博物館へ。
午前中はムンク展。今回の展示は版画が中心。ムンクの作品をまとめて見たのは初めてですが、とても良かったです。絶望とか生きる苦しさみたいなものが迫ってきて息苦しいぐらいですが、とても美しかった。
大英博物館でそのままランチをして、午後からはマンガ展。午前中とは打って変わって、カラフルな世界。生原稿が一杯展示してあり楽しい。そしてお客に若い人が多い。明らかにムンク展より人が多く、年齢も様々。ここまで人気があるとは感慨深いなあ。写真は取り放題だったので、気になる原稿を思わず撮影。連載時から今でも大好きな作品です。
↓は初めて読んだ諸星大二郎作品の生原稿。「暗黒神話」は本当に面白かった。
とても楽しかったのですが、さすがに疲れ果てて、夕方には早めの夕食。この間、台湾人の知り合いが昨年の12月に鼎泰豐(Din Tai Fung)がロンドンに出来た、と言っていたので、行ってみることに。30分待ちでしたが、携帯番号さえ残しておけば、準備が出来たら連絡してくれるそうなので、Covent Gardenを散歩して待つ。途中、全裸で自転車に乗ってパレードする集団に会ったり、なぜか「進撃の巨人」の調査兵団のマークが入ったリュックをしょって走るイギリス少年を見かけたりと退屈しない30分でした。
一番有名な小籠包に茹で餃子、そして野菜など数品食べる。デザートのカスタード饅頭が甘じょっぱくて予想してない美味しさでした。疲れたので、土曜日はこれで終了。日曜は予定していた買い物をすませ、余った時間にNational Galleryへ。さらっと1時間半ぐらい見学。昔本で見た、懐かしい絵を発見。
月曜日は休みなので、ゆっくりとジュネーブに戻る。充実した週末でした。