アイちゃん、永眠。
月曜日。
いつものように起床。バタバタと支度。アイちゃんの調子が再び悪そうで、ご飯を食べない。落ち着く所を求めて、部屋の中をウロウロしている姿に嫌な予感がして獣医の往診を頼む。
午後にはこれるそうなので、ヒーターの横で落ち着くのを見届けてから出勤。普通に仕事をして午後に一時帰宅。部屋に入った途端、リビングで横たわる姿を見て手遅れと分かる。触るとまだほんのり暖かい。いささかパニクり獣医に電話。すぐ側まで来ているそうなので、事情を説明して上がってきてもらう。
確認してくれた所によると多分3時間ぐらい前に亡くなったとのこと。胃か腸に転移していた腫瘍が破裂したらしい。ほとんど苦しまなかっただろう、だそうです。いずれ再発したら、もう一回治療を受けさせるのか、それとも状態によっては安楽死を選択するべきなのか、などとウダウダ考えていた飼い主など綺麗に無視してさっさと逝ってしまいました。至らぬ飼い主はただ嘆くばかりです。
アパート暮らしなので、火葬の手続きをお願いして、遺体を獣医さんに預けて見送った後はアイちゃんが倒れていた所を掃除。怯えて隠れていたブエちゃんがでてきたのを確認してから、部屋には居たくなかったので職場に戻る。
幸いなことに、オフィスは1人部屋なので何も考えないようにひたすらPCで地味なチェック作業。MKさんの猫とカメの世話をして帰宅。ブエちゃんの世話をしながら、これから薬も餌も半分の量でいいことに気づき、ちょっと泣ける。
こんな事なら昨日もっとカステラを分けてやれば良かった、とかこれからは静かに海苔が食べれるのかあ、(ブエちゃんは海苔を食べない)とか、命日がジョン・レノンと一緒だ、とか取り留めのないことを考えながら、ひたすらチーズを食べてワインを飲む。
いい加減酔っ払った所で、アイちゃんの皿を片付け、寝ていた所の毛布に掃除機をかけてひとまずお別れ。お風呂に入ってから就寝。
今日の写真はアイちゃん。15年と8ヶ月も一緒に過ごしてくれてありがとう。ただ感謝です。