朝夕日記

現在スイスジュネーブ在住。ものすごくどうでもいい身辺雑記です。

魅惑のお人形。

水曜日。

いつものように起床。ボケッと出勤。静かに普通の仕事。地道に色々と片付ける。仕事を終えて、今は使われてない水力発電所を劇場にしたBâtiment des Forces Motricesへ。今夜はスイス・日本国交150週年記念の一環として、文楽公園をK子さんと鑑賞する予定。バスが思ったより遅れてギリギリになりましたが、無事開演の間に合いました。

演目の一つ、「壺坂観音霊験記」(義太夫は竹本千歳太夫、三味線は豊沢富助、人形遣い桐竹勘十郎と豪華)は昔、歌舞伎で見た事があるけど、文楽は初めて。他の演目は有名な芝居の見せ場が2つ。「本朝廿四孝」から「奥庭狐火の段」、そして「日高川入相花王 」から「渡し場の段」と人形の色んな魅力を堪能出来た演目でした。

全部すごく良くて大満足。それにしても文楽人形の色っぽいこと。もう一回大阪の国立劇場でじっくり観たいもんです。舞台の後はK子さんに送ってもらって帰宅。預けっぱなしになっていたワインの箱をついでに受け取り、片付け。

猫の世話をしてから、さすがにちょっとお腹が空いたのでアボカドのサラダを作って食べる。満足した所で、ニュースをチェックしてから就寝。

今日の写真は週末に撮影したアイルランドの海岸線。ちょっと荒涼とした風景でした。

 

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