朝夕日記

現在スイスジュネーブ在住。ものすごくどうでもいい身辺雑記です。

行きはよいよい、帰りは怖い?

asa_yu2007-03-04

日曜日。
フィレンツェは快晴。朝からとてもいいお天気。
今朝8時半にUffizi美術館にリーダーが全員分の予約を入れているので、それに間に合うように市バスで出発。
早めに出て朝食を…の予定だったのだがまず1号くんと4号くんの部屋はお湯が出ないことが判明。そんなこんなで2人は他に部屋でシャワーを使う羽目に。色々ありましたが、何とか時間に間に合うように美術館に到着。予約した人と一般の人との列は別なのですが、さすがイタリア、表示は開館15分前ぐらいにしか出ないので朝一番の客はどうしていいのかサッパリ分からない。何とか時間前に予約の客は他の入り口でチケットを受け取ってから専用の入り口から入場することが判明。無事に朝一番で見学することが出来ました。
美術品の為に厳しい入場制限をしているUffiziは中に入ってしまえばゆったりしています。名画の前でしばしうっとり。今度日本に行くダ・ビンチの「受胎告知」前に人っ子一人いなかったのにはちょっと笑ってしまった。あと、ラファエロの「ヒワの聖母」はただ今修復中だったので昔の複製画がかけてあり、再会とはなりませんでした。でも「教皇レオ10世」とはまたご対面。そしてカラヴァッジョフィリッポ・リッピは相変わらず素敵。ちなみにリーダーの知ってる絵は3枚あったそうな。その二つがボティチェッリだったのはボティチェッリが偉大なのか、リーダーの関心のなさがすごいのか。他のメンバーは…まあ、それぞれ楽しんでいたようです。
ちなみに下の写真はUffiziの近所になるヴェッキオ橋とヴェッキオ宮の中庭。
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Uffiziの後、街を少し歩いてからホテルに戻ってチェックアウト。とりあえずピサに向かって出発。ピサの小さなレストランでおいしいランチをを食べた後、斜塔見学。ここでは予約をとってなかったので上ることはできませんでしたが、斜塔を眺めながらしばし撮影タイムとなりました。午後になっていよいよジュネーブに向けて出発。到着は夜の10時ごろを予定していましたが、ここからトラブルが発生。
まずピサを出る時に渋滞にひっかかる。ようやく高速に乗ったと思ったら3号くんより電話があり、モンブラントンネルがフランス側の落石事故により閉鎖になったことを知らされる。最短ルートがだめになったため、途中のガソリンスタンドで色々検討。パルマ方面からミラノへ抜けるルートを選択。これまたそちら方面の高速に乗った途端に渋滞。さらに1時間旅程に追加。ミラノからコモ湖へ抜けてルガノからジュネーブに帰ったのですが、最短なら6時間の距離に3時間追加。ついでに渋滞で2時間追加で結果的に11時間と帰路となりました。ジュネーブに到着したのは午前2時。メンバー全員ボロボロでした。
そのまま家に帰って夜中の3時。待ち構えていた猫に餌をやってからヘロへロになってとりあえず、就寝。
今日の写真はまだ好調だった頃のピサの斜塔。観光客は皆、斜塔を支えるポーズの写真を撮ろうと頑張ってました。