「Retrospectiveなオーロラ旅行記ーPart 4-」

今日は朝からお船に乗ってクジラウォッチング。
9時半に出発なのですが、その前に希望者はシャチの生態に関するレクチャーを受けることが出来る。Nちゃんと私はさるぼこちゃんもいるのでレクチャーはパス。朝食の後、チェックアウトをしてから港行きのバスへ。バスの中ではガイドの人が色々説明。ノルウェーの冬は暗くて雪が多いので観光客がこないのだが、最近日本人がオーロラを見に来るのでありがたい、とのこと。さらに「日本ではオーロラが見えると子供に恵まれるという言い伝えがあるそうです」と日本人の私も知らない事実まで教えてもらう。そうなのか？
シャチやクジラはフィヨルドで越冬するニシンの群れを追ってノルウェーの海岸に現れるそうですが、今年はニシンの群れがまだ沖合いにいるので、必然的にシャチやクジラも沖の方にいるらしい。船はちょっと大きな漁船といった感じ。最初はそうでもなかったのですが、沖合いに出たら段々ゆれてきました。私はかろうじて大丈夫だったのですが、何と半数の人が船酔いでダウン。リーダーが真っ青になっていたのもめずらしかったのですが、「気持ち悪い」と言いながらお昼に出たチャウダーをおかわりして食べていたT丸パパの方が印象的ではありました。帰りにあまったチャウダーをさらに3杯も食べてるし。凄い人だ。
肝心のクジラやシャチには中々出会えなかったのですが、午後になり、ナガスクジラを見つけたという情報が船長に入り、そこから頑張って追跡したおかげで船の真横にナガスクジラが登場。潮を吹きながらダイブする姿を見て、その大きさに感動する。シャチは見えませんでしたが、「シャチは水族館で芸をしてるのが見えるからいいの」と言うリーダーの一言で皆納得。確かに水族館にナガスクジラはいないわな。
予定よりかなり遅れて港に戻り、そこからAbiskoまでまたドライブ。11時半ごろロッジに戻る。何だか長い一日でした。それでもめげずにちょっとだけ外に出てオーロラを探す。晴天ではありましたが、残念ながらオーロラは殆ど見えず。
とりあえず明日はロッジでゆっくりなので、夜中の2時に就寝。
写真はフィヨルドの風景。寒くて綺麗な海でした。