朝夕日記

現在スイスジュネーブ在住。ものすごくどうでもいい身辺雑記です。

イタリアだ〜。

asa_yu2006-07-09

朝、8時半ごろ起床。
支度をして9時過ぎにチェックアウト。とりあえず荷物を預けてからアリアさんと教授と待ち合わせてるPinacoteca Breraの前へ。余裕を持って行ったつもりですが、新聞を選んでいる間に2人が登場。コーヒーを飲む余裕はありませんでした。
今日もミラノは快晴。そして暑い。とりあえずPinacotecaの中は涼しいのでありがたい。久しぶりにラファエロの絵をゆっくり眺める。ノンビリとBreraの中をさまよってから外へ。とりあえず日陰の多くて冷房のあるカフェに入ってランチ。アリアさん曰く「ネットによると日本語メニューが置いてあって愛想のいいところはダメだそうです」とのこと。ちなみにこのカフェはそれでいったら合格でした。だってメニューが鉛筆手書きのイタリア語のみだもんね。そしてウェイトレスの姉さんも愛想は悪くないけど特別いいとは言いがたし。片言英語とこちらのつたないイタリア語のボキャブラリーを駆使して何とか検討をつけて注文成功。一番の難関はメニューが手書きのため、非常に読みづらいという語学以前の問題でした。しかも鉛筆だから文字がかすれてるし。アリアさんの頼んだパスタも教授のサラダもシンプルでおいしい。私のスモークツナのサラダはちょっと塩がきつめでしたが、白ワインとよく合う味。おかげで酒が進んでしまった。それでなくても進んでるんですけどね、ええ。
その後街をぶらぶらしてから駅へ。駅の周りはすでにビールの缶と瓶が大量に落ちていて何だか皆期待に満ちた顔つきをしている。まだ4時なのにそんなに気合入れてどうするんだ。あと4時間持つのだろうか?私はホテルで荷物を拾い3人で駅の中へ。教授がヴェニス行きのチケットを買っている間に私の列車の時間が来たので、アリアさんと再会を約束して別れる。(実は9月に2週間ほど日本にいくのです。無茶苦茶忙しいスケジュールですが、色々と友人行脚をしたいと思ってます。とりあえず予定しているだけでも北海道、東京、喜多方、大阪方面って…大丈夫か?)
列車はちゃんと時間どうりに出発。前の席のお姉さんはイタリア国旗を持ってました。フランス語の本を読んでましたが、ひょっとしてお土産かですかね。疲れた所為か列車の中ではずっとウトウトしてしまう。結局、またもや国境地帯で待たされてやっぱり遅れて到着。ジュネーブはミラノよりかなり涼しく、外に出た途端、スッキリした風が吹いていてホッとする。
家に着いたとき、試合はもう後半の終盤でした。Nちゃんから「何だったら試合を見においでよ〜」とSMSを受け取っていたのですが、時間が中途半端なので、猫の世話をしてからはカップヌードルを食べながら試合観賞。やっぱり延長戦か〜と思っていたら何とジダンがとんでもなくアホなことをして退場になってしまった。色々楽しませてくれるなあ。
そしてPKになったらだめだろうと思っていたイタリアが根性でPKを制覇してW杯優勝。その途端、隣のイタリア人一家の方から「うお〜!!」という雄たけびが。旦那さんが思わず叫んでしまったらしい。ま、そりゃそうでしょう。喜び舞い踊るイタリア人の選手はいい感じ。トッティはロシアのおばさんルックだし、マテラッツィは変な帽子かぶってるし、ガッツーゾはなぜか下のズボンを脱がされてシャツにパンツ姿になってるし、もう訳が分からない状態でした。
思わずNちゃん家に電話したら、フランス生まれのリーダーの娘さんのUちゃんはフランスを応援したいたらしく、落ち込んでいるらしい。リーダーも付き合いでフランスを応援、そして他の皆はイタリアだったそうで、とりあえず喜んでいる人数の方が多くてよかった。
その後のニュースも一杯みてW杯も無事終了。この一ヶ月、追いかけていた皆様、お疲れ様でした。とりあえず休憩だ〜。
その他のニュースではフェデレがウィンブルドンで4連続優勝を決めたそうな。やはり芝生では無敵ですね。とりあえず、おめでとうアズーリ、そしてフェデレ。そして狂喜乱舞しているイタリアで教授とアリアさんは無事であろうか?
荷物を片付けてからシャワーを浴びて就寝。
写真はDuomoの横にある世界で一番ゴージャスな商店街。この広場が今晩はエライ騒ぎになったはず。