朝夕日記

現在スイスジュネーブ在住。ものすごくどうでもいい身辺雑記です。

ブルゴーニュでワイン。

朝、8時起床。猫の餌などを置いてから9時に待ち合わせの為K子さん宅へ。
コーヒーをご馳走になりながら、1号夫妻を待つ。
今回は私の車で行くことになり、K子さんの娘、N美ちゃんのチャイルドシートを設置してから出発。N美ちゃんは相変わらず元気一杯。車の中でもお菓子を食べたり、NintendoDSをやったりと忙しい。途中、高速がちょっと込むも2時間ちょっとでボーヌ到着。そこからRoute de Grand Cruを通ってまずGevry Chambertinで昼食を食べる。フラッと入ったレストランですが大当たりでした。子羊のローストがおいしかった。ついでにレストランが経営する隣のワインショップでワインを買う。
この後K子さんがいつも行くワインの生産者に顔を出したのですがそこは留守。まあ、2月末のブルゴーニュなのでお休みのところが多い。何と言っても今フランスはスキーバカンスシーズンだし。K子さんがいつも行くところは「Gevry Chambertinのおばさんの所とNuits Saint Georgeのおじさんのところ」だそうな。1号夫婦も何度か一緒に言ってるそうなのだが、誰も名前を覚えてないのがすごい。「行くとおばさんの所はおばさんがいるのよ」だそうな。そして「おじさんの所はおばあさんがいるの。」う〜む。よくわからないなりに行くとおばさんの所は留守でしたが、おじさんの所は確かにおばあさんがいました。(笑)
このおばあさんがいい人でK子さんの娘ともすっかり仲良し。N美ちゃんは葡萄ジュースとビスケットを貰ってご機嫌。さらにワイン倉で飼っている亀まで見せてもらっている。大人にはおばあさんが一杯ワインを注いでくれ、「Pommardは2002年と2003年、両方飲んでくらべないと。後はこちらのNuits Saint Georgeと〜」等々切れ目なくワインが出てくる。「今は飲酒運転に厳しいから気をつけないと」とか言いながら一杯注いでくれるおばあさん。いい人だ。幸い1号くんが運転を変わってくれるそうなので安心して試飲。このワインを造っているのがおばあさんの息子で、K子さんが「おじさん」と呼んでいる人。したがって「おじさんの所に行くとおばあさんがいる」となる。ちなみにおじさんは「ムスッとしていて無愛想」だそうである。おじさんの所は赤もおいしいけど、白はなんとPuligny-Montrachet。2004年は絶品でした。皆で一杯買い込んでホテルの方へ。
ボーヌ郊外の村にあるホテルで休憩したあと、ホテルでお食事。ここもおいしかったです。メインの鴨のカシスソースはおいしいかったけど量も凄かった。N美ちゃんはお昼もそうでしたがここでも給仕の人とすぐ仲良しに。人懐っこいので皆喜んで相手をしている。そういえば3歳ぐらいのときも一緒にカフェに行って、気がついたら全然知らないおじいさんと嬉しそうに喋ってたなあ。
注文のとき「葡萄ジュースは赤と白どっちなの?」と聞いて隣のテーブルのおじいさんにウケてました。…ワインじゃないんだから。給仕の人も一瞬絶句して「ちょっと聞いてきてあげる」と確認にいってました。「赤よ。」と教えてもらうと「じゃあ、それ」とおもむろにうなずいて注文している。おもしろいぞ、N美ちゃん。
お腹が一杯になった後、1号くんに胃腸薬を貰って飲んでから就寝。食事の時に飲んだワインは赤白両方ともおいしゅうございました。明日の昼までは頑張って食べねば。