エスカラード見物。

例によって遅く起床。
今日の夕方はMちゃん宅でジュネーブのお祭り、エスカラードを見物することになっている。これは17世初頭にジュネーブ市がサヴォア公率いる軍隊が攻めてきたのを撃退した事を記念したお祭りで、フィナーレには当時の衣装に身を包んだ市民による松明パレードが行われる。そういえば毎年寒いのが嫌でまともに見たことがありませんでした。今回はNちゃんの「ジュネーブライフを楽しもう」キャンペーンの一環として7号夫妻と3号くん、Nちゃんと赤ちゃん、そして私がMちゃんの旧市街にあるアパートで集合してパレード見物に行くことに。写真が趣味な3号くんと7号氏はフィナーレに巨大な焚き火が点される教会前の広場に陣取って仮装パレードが帰ってくるのをじっと待っている。大体このお祭りはスープかホットワインを屋台で買って、仮装した人を見て、が趣旨なので今回もホットワインを買ったりスープを買ったりしながら、のんびり見物。最後の点灯まて待って一番正面で見たのですが、寒い、寒い。石畳から上ってくる冷気がすごかったです。終わった後は爪先が冷え切ってました。しかし、ジュネーブ市はカルヴィン派の総本山だっただけに、当時の衣装はとてつもなく地味。黒と白の衣装に松明パレードって下手すりゃ葬列に見えかねない。最後の勝利宣言といい、とってもローカルカラーに満ち溢れるお祭りでした。一度みたら十分のような気もするけど。
終わったあとは、赤ちゃん連れなので一足先にMちゃんのアパートに帰っていたNちゃんと合流して皆で温かい中華を食べに行って解散。楽しかったけど、寒かった。
写真は巨大な焚き火とパレード。やっぱり地味だ。