朝夕日記

現在スイスジュネーブ在住。ものすごくどうでもいい身辺雑記です。

ライブはいいなあ。

asa_yu2005-12-06

火曜日。
今日も一日真面目にお仕事。
夜はK子さんとヴィクトリア・ホールでコンサートの為、家に帰って急いで夕食。時間がなかったのでカップヌードルをとりあえず食べて、すぐ出かける。バスに飛び乗って何とか約束の時間には間に合いました。
今日のコンサートはPostFinance(スイスの民営化された郵便局の銀行部門)が毎年主催するもので有名なオペラ歌手の歌とオーケストラの音楽をコンサート形式で聞かせるもの。今年はテノールのペーター・ザイフェルトがソリストで、彼とソプラノ歌手のPetra-Maria Schnitzer、そしてオーケストラはドイツ・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー交響楽団。指揮者は現在このオケの音楽監督をしている日本人の飯森範規でした。K子さんが口座を持っているため、早めにチケットを手に入れられたのですが、それでも一番いい席がもうなかったとかで、いろんな意味でおもしろい一番前の席に。音的にはベストではないのですが、ヴィクトリア・ホールは19世紀末に立てられた小さなホールなのでステージの高さが1メートル50センチぐらい。さらに一番前の席はステージからほんの1メートルぐらいのところにあるので、近い、近い。座るとオーケストラの音と歌手の声が頭の上から降って来る感じ。ペーター・ザイフェルトと飯森氏の汗とか、アイ・コンタクトなどがすごく良く見えて楽しかったです。オーケストラは弦しか見えなかったけど。(笑)音が頭の上からすぐ聞こえるのと、後ろから反響して聞こえるのとで、生のサラウンド・システム状態でした。プログラムの後半はワーグナーで大盛り上がり。ヴュルテンベルク・フィルはやっぱりジュネーブのスイス・ロマンドオーケストラよりとっても上手な気がするなあ。ペーター・ザイフェルトの声は文句なし。目の前で歌ってもらって、とても贅沢な気分でした。あまり楽しかったので最後にはサインまでもらってしまった。
コンサートの後、黄色がシンボルカラーのPostFinanceにちなんで、黄色いバラをお客さんにくばってました。基本的に一人一本だったのですが、サインを貰うために残っていたら、最後に余ったバラを一杯貰う。半ダースも貰ったので、ちゃんとした花束状態に。
写真は貰ったバラ。おかげで居間がいい香りです。