負け戦。

今日も寒い。
仕事が終わって、またまたO村さんと待ち合わせ。すでにお分かりとは思うがショッピングのためである。今回は毎度おなじみのIKEAではなく、IKEAよりちょっと高級なInterioへ。O村さんのお目当ては前に一個買って、やはりもう一つ欲しくなってしまった玉虫色のクッション。私は地下の物置に置くワインラックの買出しである。が、しかし今まで2人そろって買い物にいってお目当てだけで終わったためしはなく、今日も店の中を回りながら2人で余分なものを積み上げていく。
クッション1個のはずのO村さんはなぜかクッションを6個ぐらい抱えてるし、私はなぜかショットグラスを手に持っているではないか。よく分からないのだが、なぜ人は自分が余分なものを買うと同行者にも余分なものを進めるのだろうか？やはり自分ひとりがダメなわけじゃないんだ〜と安心したいのか。まあ、でもそんな訳で2人は今回も仲良く余分なものを買っている。前から思っていたのだが、O村さんはなぜか物をセットでそろえることに心引かれるらしく、気に入ったものが１つしかないと悩む。クッションも2個セットが基本単位なので、1個だけ買ったものは殆どの場合後でもう1個買い足すことになる。そして再訪したお店でまた余分なものを買うという恐怖の悪循環に陥るのでした。それを防ぐためにも今回は「もう、絶対クッションは必要ありませんよね！」となるまでそろえました。
私が気に入った組み立て式のワインラックを手に入れるために、パーツが置いてあると指示された場所に行くと、なぜか置いてない。店の人に聞いたら「あ、それは移動させた」とあっさり言われる。移動しておきながらその事実をディスプレイの所に表示しないとは、中々恐ろしいカストマーサービスである。客を迷子にしてどうするんだ。店員の兄ちゃんは、一応移動場所まで連れて行ってくれ、荷物をカートに入れてくれたけどさ。兄ちゃんがいきなり「コンニチワ」とか言ってくるので、「日本語知ってるの？」と聞くと「いや、コレどういう意味？」と尋ねられる。「Bon jour」だと教えると感心してました。「ジュネーブは世界中の人がいるからね」と兄ちゃん。「色んな国の人がお店にくるよ。この間もフィリピン人のお客さんが来て、搬入用のカート4台分ぐらい買っていったんだ。自家用ジェットで持って帰るんだって」だそうだ。途上国の金持ちは派手だなあ。しかしいくらIKEAより高いからって何でInterioなんだ？自家用ジェットなんだからもう少し高級なお店でもいいような。
そんなこんなで今回も二人そろって討ち死にして帰宅。
写真はワインラック以外に購入してしまったもの。蝋燭の入れ物はO村さんとおそろいです。（笑）蝋燭はO村さんがシナモン入り、私がオレンジ入りとなりました。