新たな一週間の幕開け。

今日も雨。傘を持って出勤。
先週、銀行から電話がありカスタマープロフィールをどうたら（フランス語なので詳細は不明）したいので月曜日の朝10時にアポイントメントをどうですが？と電話してきた。てなわけで時間に職場内にある銀行に行き、いつもの窓口ではなく指定された投資アドバイス用の別オフィスへ。そこはなんと職場で唯一、一部屋ごとに温度設定のできるエアコンがついている。さすがだ、UBS - Global homepage - Global home。銀行がお金出してつけたんだろうなあ。家の職場にそんなお金があるわけないもんね。
銀行の人はとても分かりやすいフランス語で「少し情報をくださいね。この口座はこれから普通の給料口座として使いますか？この口座で住宅ローンを組む予定は？」などの質問をしてくる。適当に答えていると「ところで1999年にあなたが購入したスイスの株式投資ファンドがあるんですけど、これはこのままでいいですか？それとも何かしますか？あと、Amazonの株も持ってますね。どうします？」と聞かれる。…そういえばそんなものもありましたね。
投資ファンドの方はその時たまたまお金があったので銀行のお姉さんのアドバイスにしたがって当時（お姉さん曰く）底値だったスイスの株式ファンドを買ったやつ。Amazon株はもっと単純で当時からAmazonで買い物をしまくっていた私は、Nasdaqが崩壊してAmazon株が無茶苦茶値崩れして経営がやばいと噂された時期に、頼むからつぶれないでくれい、と祈りをこめてちょっとだけ買ったやつだ。
今どうなってるんだろう？と思ったら銀行の人が「スイスの株式ファンドは2割ぐらい増えてますね。Amazon株も上がってますが、残念ながら買った時期はドルが高かったので今スイスフランに変えると儲けがなくなってしまいます。どうしましょう？」だそうな。へ〜。ほっとくもんですね。（いや、単に忘れてたんですけど）色々お話した結果、とりあえず株式ファンドは売って新たにもうちょっと変動の少ない、銀行オススメの「Absolute Return」（なんて素晴らしい名前）なるファンドを買うことに。でも儲かった分だけは普通口座に移してもらう。これでカーペット代が出た。うれしいなあ。Amazon株は単にサポート精神でかったのでそのままにしておくことに。さらに定期預金の半分を使って、株式とAbsolute Returnの真ん中ぐらいのリスク設定なファンドを購入してみる。また５年は放っておく予定なのでどうなることやら。全部、損してたらそれはそれで笑うなあ。銀行の人は「今回のファンドは全部税金がかからないルクセンブルグベースのファンドなのでお得です。また現金が余ったら何か買ってください」とにこやかに見送ってくれました。でもしばらくは引越貧乏なので現金なんて余らないと思います。しかしフレンドリーなスイスの銀行というのも何だかちょっと不気味。昔は1億円以下は相手にしないって言われてたのに。やっぱり経済が悪いせいでこんなとっても小口の客にも愛想がいいのだろうか。お金に困らないとサービスって向上しないのね。
銀行が終わったあとは普通にお仕事。天気が悪いので寄り道もせずに帰宅。DVDを見てのんびりすごす。
今日の写真はちょっと暗いですが、カーペットの上で戦うブエノスとアイレス。何だかハブとマングースみたいだ。ころがりまくるのでカーペットはあっという間に毛だらけに。