ブエノスとアイレスのお里訪問。

火曜日。今日も涼しいなあ。

今日は仕事帰りにブエノスとアイレスを私にくれた人、Fさんのお宅に夕食を食べに行くことになっている。約束の7時半にアパートをたずねるとFさんとボーイフレンドのスイス人が出迎えてくれました。今日は奈良出身のFさんがこだわりのお好み焼きを作ってくれるそうなので楽しみ。

とりあえず、用意がととのうまでバルコニーに置いたテーブルでビールを飲みながらおつまみをいただく。バルコニーにはFさんの3匹の猫、Radis(大根）、Courgette（ズッキーニ、ついでにブエノスとアイレスのお母さん）とPatate douce（スィートポテト、ついでにブエノスとアイレスの妹）がくつろいでいる。Patate douceは最近夏になると皮膚病になるとかでエリザベスカラーをつけて歩いている。大変そうだがもう元気そうだ。

Radisは相変わらず人懐こい。風がちょっと出てきて涼しい中、準備が出来たので中に入ってお好み焼き開始。久しぶりの神戸名物どろソースに香ばしく焼けた豚のばら肉、キャベツがたっぷりでふんわりしたお好み焼きでした。満足っていうか食べすぎちゃったよ、本当に。ああくるしかった。

Fさんのボーイフレンドはスイス人なのでフランス語がメイン。中々いい加減な会話をしてしまいました。でもガスコンロの話をしたら、「僕のアパートもガスがないから、プロパンをつなげて使ってるよ。どうしようもないようだったらつなげてあげるから。」とありがたいお言葉をいただく。（実はジュネーブではこれ違法らしいんですが、まあ内緒ということで）さらに「いやあ酷い話は一杯あって、僕の友達なんか2年前に銀行の競売で家を買ったら、前の持ち主がなんだかんだと引き伸ばして出て行かないのでローンを払ってるのに住めないという可哀相な事態になってるよ」と教えてくれる。…やっぱりこういう不幸な話を聞くと自分の問題が小さく思えてちょっとうれしくなる私であった。

たらふく食べて帰宅。猫に餌をやって就寝。

今日の写真は週末見かけたモップみたいな犬。飼い主が呼ぶ声を聞いたらその名もダスティ。ちょっとウケてしまった。