ガス台サーガ。

今日も涼しい。
すでに長期戦の構えをみせているガスコンロの接続に新たな局面。今日の午前中に配管工の親父がいくからと連絡をもらったので出勤を遅らせて待っていたら11時半に登場。そりゃ、まあ午前中だからいいけどさ。この親父がまた中々いい味のキャラ。
イタリア系のおっさんで小柄で声がでかくて愛嬌たっぷり。キッチンを一目見るなり、「こりゃ今日はダメじゃ。」「へ？」「なんでかというとホニャララでホニャララ（フランス語がよく分からず）だからキッチンキャビネットをおろして壁の後ろを見ないといけなくて、それをするには家具を解体する連中と一緒にこなけりゃだめでホニャララ」だそうな。「え〜。」としか言えない私。「ちょっと待て。今すぐ不動産屋に電話するから」と親父は事務所に電話。担当のおじさんと「解体業者がいるからそれの段取りをしてからでないと工事が出来なくて、それしかやりようがないからよろしく！」ってなもんである。「それってとても大変なお仕事？」とたずねると「そりゃまあ、ホニャララでホニャララだからな。でもガスが使いたいか？」と聞かれたので「うん」と答えると「んじゃ、そりゃ不動産屋の責任じゃ。大した事はないない」と明るく答えて「段取りがととのったら連絡するから連絡先をくれ。携帯番号は？」と聞かれたので「携帯はない」と答えると「携帯がないだと〜」と呆れられる。この時今週末携帯を買うことを決意。
とりあえず、オフィスと自宅の番号をわたすと親父は明るく帰って行きました。もののついでにトイレの壊れたタイルも見せて「これ直せる？」と聞いたら「不動産屋がOKしたら同じ時に直したる」だそうな。何となく話は進展したような停滞してるような。やけになってオフィスへ。とりあえず昼ごはんを食べて仕事開始。
午後に電話を掛けるのを手伝ってくれたソマリア人の同僚に事の顛末を話すと「料理が出来るのは8月末なりそうね」と笑顔でコメントされる。まあそんなところでしょう。スイスで暮らし始めたなあと実感する。
明日は土曜日。夕方、Nちゃんと一緒にクロアチア人のEちゃん（男だけどね）夫婦の所へ行くことに。その前に箪笥を買いにいかねば。やることがいっぱいあるけど何も進んでないのにちょっと感動して就寝。